喜界島トマトとは?栄養価・期待できる効果・出荷時期は?

喜界島トマトアイキャッチ
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「島トマト」とは、主に離島で栽培されるトマトを指し、一般的なトマトよりも糖度が高く、濃厚な味わいが特徴です。

主な栄養価は、リコピン・β-カロテン・ビタミンC・カリウム・食物繊維となりますが、JOAAで取り扱っている喜界島トマトは、老化抑制に効果があるとされる「抗酸化力」が平均的なトマトの1.7倍、免疫力向上に効果があるビタミンCは1.2倍と非常に高い栄養価です。

また、えぐ味の原因となる硝酸化イオンは検出下限値以下という非常に低い数値であるため、食味評価においても5段階評価で「5」と最も高い評価になっています。

主な産地となる鹿児島県喜界島の出荷時期は、1月末~翌年5月末を予定しています。

目次

喜界島トマトの栄養価について

喜界島トマト栄養価
2018年4月栄養価分析結果

※DB平均値とはデリカフーズグループ保有のデータベースを指し、平均値算出に用いた数は226検体です。

この「野菜の健康診断スコア」で評価した”喜界島トマト”は、硝酸イオンが低く右に偏った四角形が味もよく栄養価が高い評価となっています。

この”喜界島トマト”の栄養価とトマトのDB平均値を比較した「健康診断スコア」比較表については以下の通りとなります。

スクロールできます
喜界島トマトDB平均値備考
Brix糖度(%)5.55.4野菜の甘さ
抗酸化力(mg TE/100g)28.816.8老化抑制
ビタミンC(mg/100g)1916.4免疫力向上
硝酸イオン(mg/kg)<5.010.5えぐ味の原因
食味評価
  • Brix糖度→野菜の甘さを示す数値
  • 抗酸化力→ヒトの細胞の老化を防ぐなどの効果がある
  • ビタミンC→体内の活性酸素を除去し細胞の損傷を防ぎ、免疫細胞の機能を高める効果がある
  • 硝酸イオン→えぐ味の原因となるので、低いほうが味の良さが高い傾向にある
  • 食味評価→5段階評価(甘味・旨味・酸味・青味・食感・香り)

よって弊社が取り扱っている喜界島トマトは、硝酸イオン含有が検出下限値以下と非常に低く、抗酸化力・ビタミンCが高く、味がよく栄養価が高いトマトだと評価できると思います。

喜界島トマトの栽培方法の特徴について

喜界島トマトは、科学的根拠と植物生理のデータに基づいた栽培技術(BLOF理論)を活用して栽培しております。

栽培方法の特徴

喜界島トマトを栽培している土壌は、サンゴ礁由来でミネラル(特にカルシウム)がたっぷり含まれています。

また元肥・追肥はサトウキビの搾りかす「バガス」をあたえ、土壌中微生物を活性化させ、土壌中養分・ミネラ
ルをトマトに十分に吸わせています。

この喜界島特有の土壌と農場自家製の有機肥料により美味しく丈夫なトマトができあがっています。

BLOF理論について

この栽培方法のもととなっているBLOF理論とは、以下のようにおおまかに3つの分野にわけて、科学的・論理的に営農していく栽培技術です。

  1. 作物の成長に最適なアミノ酸の供給
  2. 土壌分析・施肥設計にもとづいたミネラル肥料の供給
  3. 太陽熱養生処理を用いた土壌団粒形成、土壌病害菌抑制、水溶性炭水化物の供給

このようにBLOF理論とは、③太陽熱養生処理を大きな土台として、ミネラルの補給、炭水化物付き窒素の供給を組み合わせて高品質・多収穫を実現できる栽培技術理論です。

私共JOAAは、この栽培理論を生産者に指導することで、新しい有機栽培の産地形成もおこなっています。

喜界島トマトの出荷時期・産地について

喜界島トマトの出荷時期

喜界島トマトの出荷は、現在1月末~翌5月末を予定しています。

喜界島トマトの産地

鹿児島県鹿児島市より南西380㎞の太平洋上、奄美群島の喜界島より出荷しています。

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